「ちょっと、私の足踏まんといて!」
とうとう梅雨が明けましたね!サニーです。
先日、娘の部活動中学校生活最後の夏季大会を観戦してきました。
娘は今3年生ですので引退試合となります。
中学校に入学した年はコロナ禍の真っ最中でしたので、それまで保護者もあまり観戦することが出来ませんでした。
なので世間では今年の5月から漸く以前の様な日常生活を取り戻した感じですが、残念ながら娘も今回で最後の夏の試合となってしまいました。。
娘の世代は小学校6年生から中学校2年生まで正味3年間という子供にとっては貴重な期間をコロナ禍の中で過ごさなければならなかったわけですが。。
それは一側面から見れば確かに不憫な3年間でしたでしょう。
部活動などの課外活動は制限され、常にマスク着用、昼食は向かい合わずに黙食。学校行事は中止か大幅に縮小しての生徒だけの開催など。
いろいろ制限されて思春期の貴重な時期を思いっきり謳歌することは甚だ困難だったに違いありません。
しかし私は娘にその事実をただ悲観的な見方で捉えて欲しくないと望んでいます。
この3年間で感染対策のために周りの人達に気を配ったり、これから自分たちが生きていく世の中について真剣に考えたりするきっかけにはなったと思います。
そしてなによりも今まで当たり前と思っていた事が、実はとても恵まれた環境にいたという事を心身ともに知ったという事が大きな経験になったと思います。
もちろん子供に限らずですが。
うちの娘も将来大人になってからこの3年間の努力を思い出して今後の人生に活かしてくれたらなぁと思います。
猛暑の夏の体育館は地獄の暑さで暑さにめっぽう弱い私はもう心が折れそうになりました。
この暑さのなかで生徒たちは試合をするのだから、そのバイタリティーに感服しますし、その若さに羨みの感情は否めません(笑)
保護者は皆2階からのみの観戦でした。
ふと見まわすと保育園の年少さんから同じクラスだった親御さんを見つけました。なんと8年振りです。学区が違うので小学校は別々でしたので。
挨拶しようと近寄ったらすぐにこちらに気付いてくれました。お互い全然老けてません(笑)
その親御さんはうちの娘が入園したときクラス委員を担当されてて、当時持病を持っていた妻の事も大変気遣って下さいました。うちら夫婦より大分若かったですが。
妻が2年前に亡くなったこと、妻が生前この親御さんに大変感謝していたことをやっと伝える事ができました。
そして娘もこちらに気づいたみたいで小さく手を振ってきました。
試合はダブルスのトーナメント式です。実は娘は今まで試合に勝った事がありません。自信満々言うのもなんですが(笑)
本人もその競技は中学校デビューなのであまり自信がないようです。また娘の学校の部活動も楽しく仲良く礼儀正しくがモットーみたいな感じなんで。
昭和の部活動を経験した私とは少しノリも違うとは思います(笑)
ですので私も親として応援はするけども期待はしないというスタンスになります。
娘たちの名前がアナウンスされました。パートナーは小学校来の親友ですので息はぴったりのはずです。
一応スマホで撮影しました。コロナ禍のせいもあって今まで娘の試合はあまり見たことがなかったのですが、今日はとても調子が良さそうでした。
細かいサーブや力強いスマッシュを繰り出す娘の真剣な面差しはいつも家でだらだらしている我が子のイメージを払拭しました(笑)
経験の長いパートナーのお友達の活躍もあって第1セットは奪取することが出来ました。
「うちの子も以外となかなかやるなぁ。」と心のなかで感心しました。そして第2セット。
危うい場面もありましたが、ラリーの末なんと2セット目も勝ち越し、次の試合とトーナメントの駒を進めました。娘にとっては初勝利です!
前回見に行った時は正直お遊びの様な試合展開でしたので、「参加することに意義があるのかなぁ」と思っていましたが今大会は気持ちの入り方が違うようでした。
娘たちが2戦目をする前に他校の試合を見ましたが今年はコロナ禍が明けたお陰で皆が熱い応援をすることが出来るようになりました。
ですので応援の大きさが勝敗を分けていると言っても過言ではありません。
やはり選手自身の雄たけびも気合いが入りますし、まわりのひとからの声援も選手のモチベーションを押し上げると思います。
なによりも会場全体が盛り上がりますしね。それがライヴの醍醐味だと思います。
さて娘チームの2戦目ですが結果から申し上げますと、激しいラリーの末惜しくも敗退しました。。
ですが3年生最後の夏の大会で初白星を上げられたのは、本人の自信にも繋がりますし、後輩にも良い示しがついたと思います(肩書は一応副部長)
試合終了後、顧問の先生に挨拶しました。去年の合唱コンでクラスの伴奏に抜擢されたときにもお世話になった先生です。
先生曰く娘は学校では決められたことはきちんと守り最後までやり抜くと。誰に言われなくとも自分から進んでやり抜く生徒だと。。
家と全然違う(汗)
おそらく前向きに考えるならば学校で自身のキャパ以上に頑張りすぎて、家ではその反動が来ているのではないかと。
良く言えば学校と家でオンとオフを分けているという事でしょうか(笑)
娘ペアたちの記念撮影をして会場を後にしました。暑い夏の陽射しの中みな若い笑顔が弾けてました。蝉たちの激しいこえが其処彼処から聞こえてきます。
行くまでは正直気が重かった今回の行事ですが、実際本当に素晴らしい体験をさせて頂きました。行かなかったら後悔していたと思います(笑)
やはり子供達の成長を見るのは嬉しいですし、その頑張りが私自身の刺激にもなります。
そして娘のお陰でいろいろな人達と関わりが持てたのは掛け替えのない経験であるとつくづく思います。
子育ては確かにしんどさもありますがそれ以上に喜びもありますし、何より親である私自身も成長する機会を与えて貰えます。
特にお子様が小さい頃は手もかかりますが。。でも安心して下さい!
すぐに大きくなりますよ(笑)
その分違う子育ての悩みが増えますが(汗)
天国の嫁さんにも娘がここまで大きく成長してくれたこと、そして命がけで娘を産んでくれたことに改めて感謝して手を合わせました。
さてひとり親である私サニーなかなか子育てにも苦戦中ですが、娘の部活動も終了した今、これからは高校受験から目を背けることが出来なくなりました(笑)
「夏休みは受験の天王山」というくらいなのでもう後がありません(汗)
親子共々、背水の陣で頑張りたいと思います。以後、進捗状況を追ってお伝えする予定です!
最後までご清聴ありがとうございました。それでは皆さまご機嫌よう~。
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