不労所得と勤労所得！？

お疲れ様です。今日もお仕事ご苦労様でした。私サニーは今週も休みが飛んでしまいました。いったいいつまで続くのでしょうか。先が見えません。man in blacｋ（企業）

さて皆さんも不労所得という言葉をご存知かとは思いますが、僕ら社蓄サラリーマンにとってこれ程までに甘美なフレーズはそうは無いでしょう。働かずして入ってくる収入。お金のなる木、泉の如く湧き出るマネー。そんなイメージでしょうか。年配者に聞かれたらあほなこと言うな！とどつかれそうな感じです。

実際私サニーも幼少の頃からお金は、汗水流して働いて得られるものや、働かざる者食うべからずと親や学校の先生等の大人達から言われて育ちました。大多数の日本人はそうだったんではないでしょうか。

一生懸命勉強していい会社に就職する。そして真面目に働いて結婚して子供をつくりマイホームを建てた後は家族の為にひたすら頑張る。やがて定年退職を迎え老後は悠々自適の生活を送りながら時々孫の面倒を見たりなんかする。こんな感じが典型的な日本人サラリーマンの一つのモデルケースだったのではないでしょうか。

がしかし、それは平成までの古き良き日本の幻想でしかありません！令和の現実社会ではそういう神話は完全に崩壊しつつあります。長いデフレ経済によって企業業績は伸びず海外資本に押され、賃金は伸びず終身雇用制は破綻し少子高齢化が悪化して年金制度にも無理が生じ貧困老人、下流老人などという言葉が生まれました。企業には働かないおじさんが大量発生し、非正規雇用者との軋轢も生じ、サラリーマンにとって劣悪な労働環境下での熾烈な闘いの日々と言わざるを得ません。

またコロナ禍の影響で受注が激減し多数の会社が倒産し、サプライチェーンの分断やロシアのウクライナ進行の影響でエネルギー価格が高騰し、悪い円安も拍車がかかって市場経済では光熱費や食料品等の値上げも相次ぎました。それは現在日本の消費者にとって大きな負担になっております。

さてそういう現状ではありますが、ここで皆さんに問いたい。貴方は何のために働いているのかと？労働の意義とは何ぞやと。

何を今更馬鹿な質問をと聞こえてきそうですが。

生活の為、老後の為、子供の養育費、自分のやりがいの為、社会貢献、人との交流の為、世間体を気にして。まだまだ沢山出てきそうですが、そういった辺りではないでしょうか。当たり前過ぎて普段はあまり気に留めずに働いている人が多数でしょう。

しかし私はこの問題について長らく悩んでおりましたが、最近になってようやく自分なりの答えが見つかりました。

それはずばり、会社員は労働に対する評価、報酬は純粋に比例しないという事です。どんなに必死にその作業をこなしたところで会社にとっては業務の1部分に過ぎず一人の努力はたいして評価されません。従って会社に対する貢献度もしれてます。（長い目で見れば会社の成長という意味で貢献しているが）こんなに頑張っているのに報われない、社長は分かってくれない等、愚痴る人よく見かけますが当たり前の話です。ぶっちゃけ経営者は業務がとどこうりなく遂行し利益さえ上がれば、極論言えば損が出なければ良しと考えていると思います。誰が現場をまわそうが誰がその業務をこなそうが勝手にしてという事です。

これが残酷な事実ではありますが資本主義世界の流儀だと思います。有史以来経済社会は常に上昇発展していくことが運命られているので、出来ない国は衰退していくしかないので、仕方ありません。

なので経営者と従業員との関係はある種平行線ですし思考に温度差を感じます。勿論世界には歴史上素晴らしい経営者は沢山おられますが根本的な経営理念は皆同じなのではないでしょうか。会社は儲かってナンボなので。

こんな不公平な世の中は嫌だ、みんな平等に賃金は再分配されるされるべきだ！とデモ行進する人達も見受けられますが世の中を本気で変えたいなら、政治家になって直接働きかけた方が早いと思います。実際は複雑困難な壁が山ほどあるとは思いますが。若しくは資本家になって世の中を良い方向に働きかけていくのが賢明と思われます。お金持ちはスポンサーになれるので社会的発言権がありますから。