追悼、稲盛和夫京セラ名誉会長

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稲盛和夫名誉会長の軌跡

先日京セラ創業者にして名誉会長の稲盛和夫氏がお亡くなりになられました。享年90歳老衰ということで、大往生ではあるとは思われますが、心からご冥福をお祈りいたします。

日本の経済社会に於いて多大な功績を残されたことは皆様もご存知のとおりですが、私も間接的にお世話になっておりましたので(ご本人にはお会いしたはありませんが)何か日本の歴史の大きな節目を感じずにはいられません。

私の勤め先も京セラ創業以来からの取引先だったみたいですし、社長も稲盛さんが主宰した盛和塾(2019年に閉塾)の塾生でした。また私は個人的に盛和福祉会にお世話になったことがありますので稲盛和夫氏は神さまのようでありながらどこか親近感がありました。恐れ多いですが。

氏の卓越した経営理念やその情熱にほどされて世界中の経営者が師と仰いでいるのは有名な話です。ソフトバンクグループ会長孫正義氏やアリババ創業者ジャックマー氏、ファーウェイ創業者任正非氏等など、枚挙にいとまがありません。

稲盛和夫氏はもともと鹿児島県出身で鹿児島大学工学部卒業後、京都の碍子(がいし)企業松風工業に入社。その後独立して京都セラミック株式会社を設立されました。専門分野の知識や陶磁器に歴史のある京都という土地柄を活かして集積回路に使用するファインセラミック(特殊磁器)製品を開発。半導体や電子デバイス、太陽光発電など幅広く事業展開して世界的規模のグループ企業として躍進されました。

また1984年の通信自由化に先駆けて第二電電(現KDDI)を設立、異業種でありながら電電公社(現NTT)に双璧をなす企業に成長させます。

さらに2010年民主党政権から要請され、経営破綻したJALの経営再建を無給で引き受けられました。なんと程なく業績はV字回復、2年後に再上場まで果たしました!

あまりに多くの伝説を残され、我が国の誇らしきレジェンドとしか言いようがありません。そんな神さまみたいな方と少しでも関わりを持てたことは私サニーの人生の宝です。

さてそんな神さまのような方と自分を比べてみても何の意味もありませんので私サニーは私なりに自分の人生を歩むしかありません。ですが氏が残された人生観や経営理念を可能な限り自分の人生スタンスに少しでも取り入れていけたらなぁと思っております。

サイドファイアー再考

私サニーは当ブログ立ち上げ時からサイドファイアーをうたっておりますがそのスタンスは変わっておりません。現在勤め先の状況が未だ好転せず休みの取れない状況が続いてますのでなかなか実現出来ませんが、遅くとも来年中には実行に移したいと思っています。

なぜサイドファイアーを実践したいのか?今だからこそもう1度自分自身に問いたいと思います。

1 人生の時間は有限である。貴重である。

2 限られた時間を自分自身のため、家族のために使いたい。

3 正社員の場合立場上、長時間会社に拘束される。(そういう責任込みの待遇なので)

4 長時間労働、休日出勤を回避するには新たな雇用契約、または転職が必要。

5 今から転職活動するのは現実的ではない。そもそも不動産賃貸運営を本業にしたいと考えている。

6 慣れない職場で働くよりも勝手知ったるところで働く方がストレスも少なく、都合が良いはず。

7 現職場に何らかの形で在籍していれば将来的に想定外の事態が生じたとき修正しやすい。(労働時間など勤務形態の変更の話がし易い)

前回記事にもアップしましたが本年度の副業収入300万円以下は雑所得扱いになるので、これからの時代はますます副業の両立が難しくなってきます。(2足の草鞋という意味で)

国税庁の見解として300万円以下は雑所得扱いということは、「本業は1つ、残りは勤労収入の補填としての労働」という解釈になってくると思います。ですのである意味副業はし易くなったとも言えます。小さな副業は事業として認められないことを逆手にとって考えれば。

副業を推進していた政府のスタンスとは甚だ矛盾が生じてますがこれが現実です。なので私たちサラリーマンは自分のできる方法を模索しながら自分の人生設計をデザインして行かなければならない時代に生きていると自覚する必要があるでしょう。

サイドファイアーの目的は経済的自立ですが平たく言えば、お金の心配の要らない生活という意味ですね。なのでその金額などは個人差も大きく人それぞれということになると思います。独身なのか既婚なのか。子供はいるのか。賃貸持ち家か、負債があるのか。健康状態資産状況など様々です。

自身の将来必要と感じている金額は個人の価値観世界観で大きくかわってくるので。金銭的自由とは極論言えば「金をあまり必要としない生き方考え方」といえるのではないでしょうか。

余り出費せずに生活ができて尚且つ日々の暮らしに満足が出来ていれば経済的自立ひいては人生の自由を獲得できたといえるのではないでしょうか。

しかしながらお金は必要なのも純然たる事実なので痛しかゆしなのですが。その辺りの線引きが肝なのかなぁと思います。

不動産投資家サニーのスタンスをまとめると、

1 不動産賃貸運営で将来の資産を形成する。その利益は事業運営のためにストックする(実際税金ハンパない)

2 勤め先(勤労収入)では日々の生活費を賄うために最低限働く。

これを目標に頑張りたいと思います。なのでそのためには補足として、

① 利益を残すため費用を抑える

② 生活費内で収まるように節約を徹底する。

③ 第3の収入源を確保する。(模索中)

以上になります。

さてサイドファイアーについて長々とお伝えしましたがお付き合いありがとうございました。また稲盛会長のエピソード等も機会があればお伝えしたいと思います。

次回もまたサニーをよろしくお願い申し上げます。

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